戦略トレーダーへの道 ~7ルール~

FX自動売買を利用中、利用検討中の方に質問です!

皆さまの目的は次のどちらでしょうか?

「短期的な利益」OR「長期的(継続的)な利益」

答えは・・・

「長期的(継続的)な利益」

ですよね?

 

この「長期的(継続的)な利益」を獲得し続ける

【7ルール】

をお伝えしていきます!

【7ルール】を守ることであなたも「戦略トレーダー」に近づきます!

 

 

戦略トレーダーとは?

「ギャンブルトレーダー」の対義語とEA太郎は定めています。

 

ギャンブルトレーダー

短期的な利益のみを追い求める方。

EAに依存し、資金管理などの一切の管理をされない方。

また、計画性もなくリスクの大きいトレードを追い求めてしまう方と定義しています。

結果、EAが破綻すると要因分析をせず、聖杯探しで何も改善せず、損をする方。

 

戦略トレーダー

長期的且つ継続的な収益を狙う方。

資金管理、計画性を持ったロット管理などのリスク管理をし、年間収益が黒字化となるようにコツコツ取引される方。

EAをコロコロ変更せず、そのEAに合った管理を探してMyルールで取引管理をされる方。

結果、EAが破綻すると要因分析をして、そのEAでの管理方法を見直し改善される方。

 

 

この「戦略トレーダー」にならない限り長期的に収益を上げ続けるのは難しいです。

お金でお金を稼ぐ行為の仕事は「管理」です。

 

 

戦略トレーダーになる「7ルール」

戦略トレーダーになるために抑えるべきルールを7個紹介します!

  1. 完璧はEAはない
  2. 短期ではなく長期
  3. 聖杯探しは損をする
  4. 年間収益黒字の期待値が高いEAを選択する
  5. 資金管理をする
  6. ポートフォリオ(複数EAの利用)
  7. システムは自己設定

 

①完璧なEAはない

FX自動売買ツールはEAとも呼ばれます。

「EA」は、「Expert Advisor」の略で、トレーダーが事前に定めた条件や戦略に従って、特定の取引ルールで取引(売買)を自動的に実行するプログラムやソフトウェアです。

このロジックが優秀かどうかという差はありますが、完ぺきなものはありません。

なぜなら、「トレードオフ」の関係にあるからです。

「トレードオフ」とは経済学やビジネス、一般的な意思決定の文脈でよく使われる用語です。これは、あるものを得るためには、何かを犠牲にしなければならないという状況を指します。

EAにも適用され、何かを改良するという行為がもたらす利益と同時に、新しい問題や欠点が生じる可能性があります。

つまり、ある要素を強化または向上させると、他の要素に負の影響を及ぼすか、または新しい問題を生み出す可能性があるのです。

 

例1: スマートフォンのバッテリー寿命 vs. パフォーマンス
スマートフォンをより高性能(高速なプロセッサ、大きな画面、高解像度のカメラなど)にすると、その結果としてバッテリーの持ち時間が短くなる可能性があります。高性能のコンポーネントは多くのエネルギーを消費するため、バッテリーの持ちが悪くなります。ここでは、パフォーマンスの向上とバッテリー寿命の間でトレードオフが存在します。

例2: 車の速度 vs. 燃費
高速で車を運転すると目的地に早く到達できますが、燃費が悪くなります。一方、燃費を向上させるためにゆっくりと運転すれば、目的地に到達するのにより長い時間がかかります。速度と燃費との間には、トレードオフがあります。

 

ある要素を改善・強化することが、別の要素にどのように影響をもたらすかを示しています。

このようなことがEAでも発生するということを受け止めなければなりません。

「完璧なEA」「破綻しないEA」はないと受け入れましょう。

これが出発点です。

 

 

②短期ではなく長期

「ギャンブルトレーダーは短期」

「戦略トレーダーは長期」

とお話してきましたが、投資の文脈において、短期のアプローチが持つデメリットを解説します。

FX自動売買はFXでの収益を狙います。その為、相場が相手となってきます。

相場を短期的にみると、

短期の価格変動は、多くの場合、ファンダメンタルズ(基本的な価値)よりも市場のノイズ(一時的な要因や感情)に影響を受けやすいです。

つまり短期的な相場の成果で物事を図ると、真実(本当の実力)を見誤る可能性があります。

 

例:スポーツチーム

■短期的な視点
チームは新しいコーチと戦略を採用します。
最初の数試合で結果が出ないと、ファンやメディアから批判が出ます。
短期の結果に焦り、チームは新戦略を早々に諦め、コーチを解任するかもしれません。
■長期的な視点
新しい戦略にも関わらず、チームは一定の期間、その方針を堅持します。
選手たちは時間をかけて新しいシステムを学び、結果が徐々に改善します。
結果、シーズン終了時には、良い結果が得られる可能性があります。

要するに、短期的な視点は早計な判断につながり、長期的な視点は忍耐をもって戦略を形成し、結果を得る可能性があります。

 

このように短期の成績だけで物事を判断すると、本当の実力を測ることは難しく、次項で説明する聖杯探しで損をする可能性が出てきます。

 

 

③聖杯探しは損をする

この画像のようにA,B,Cの3種類のEAがあり、それぞれ月利30%で年間2回破綻するEAとします。

聖杯探しをする方というのは1度破綻するとEAを切り替えると定義します。

破綻する度にEAを切り替えた場合の最悪のケースについてみていきます。

 

ABCABCと移動した場合の年間獲得利益はいくつになるでしょうか?
-420%

 

が答えです。

どういうことか?

聖杯探しの最悪のケースをまとめるとこうなります。

異なるロジックのEAをコロコロ変更することで、弱み相場への遭遇率が格段に向上し破綻回数が激増します。

優秀なEAを探すことは大切ですが、何も考えずにただEAを変更することはこのようなリスクがあるので注意が必要です。

 

 

④年間収益黒字の期待値が高いEAを選択する

EAを選択するときはどのような視点でみていくのが良いか?

可能であればロジックを理解した上で試していくのが良いが、なかなかロジックまで公表していない・理解できないという問題があります。

なのでシンプルに「年間収益黒字」のEAを選択しましょう。

間違えてはいけないのが「破綻しないEA」ではなく、「破綻したとしても年間で黒字」というPOINTを間違えてはいけません。

なぜなら前述の通り「破綻しないEA」はないからです。織り込んで計算していく必要があります。

例えば、先ほどと同じですが、A,B,Cの3種類のEAがあり、それぞれ月利30%で年間2回破綻するEAとします。

破綻したとしても使い続ければ、A,B,Cの年間収益は100%となります。

このように破綻しても年間でプラスになるEAかどうかを見極めることが大切です。

 

ではどのように見極めたらいいのか?
EA太郎は開示しています。
コチラは「天照」というEAの実績ですが、このように年間収益を公開しています。

表に記載している期待値ですが、この期待値が高いEAを活用することを推奨します!

これは稼働開始してから1年間の月間損益の合計を運用資金で割ったものです。

※上記例)

推奨:1,833,045÷1,000,000=1.83

2倍ロット:3,722,478÷1,000,000=3.72

この期待値が

「-」:だと年間収益はマイナスなので、利用すると損をする可能性が高いです。

「+」:だと年間収益はプラスなので、利用すると利益を出してくれる可能性が高いです。

勿論ですが、このプラスの数値が高いほど投資効率が高いということになりますので、皆様が選ぶならこの数値が高いものとなります。

因みに、推奨設定は1.83なので、もし明日破綻したとしても0.8となるのでまだ年間損益はプラスとなります。2倍ロットは3.72ですが明日破綻したとすると2.72となり、元本回収を2.7回分回収済みとなるので、年間損益としてはかなり大きいものとなるので、優秀であるということが分かります。

 

 

⑤資金管理をする

資金管理の主な目的は、投資家が設定した目標に向けて安全かつ効果的に資金を運用し、可能な限りリスクを低減することです。資金管理は、投資の成功において極めて重要な役割を果たします。

 

具体的には

毎日/毎週/毎月など一定期間ごとに利益を運用口座とは別の安全な口座に移すこと(口座間資金移動)です。

また、複利運用をされる方もいますが、例えば利益の半分を再投資に回し、残りの半分を資金移動することを複利運用希望の方には推奨します。

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⑥ポートフォリオ(複数EAの利用)

投資で勝ち抜くにはリスク管理が最も重要です。

投資の道は、時には予測不可能なものも含まれていますが、リスク管理は、投資における安定的な成功をサポートします。

リスクを理解し、適切に管理することで、投資家は安心して投資活動を行うことができ、目標に一歩ずつ近づいていくことが可能となります。

 

但し、相場の未来は誰にもわからないものです。

ということは、利用しているEAにとって強み弱み相場のどちらが明日来るかはわからない状態です。

そういう時は強み弱みが異なるロジックのEAを複数利用することで、資産が分散され一度にすべてを失うというリスクもコントロールできるのです。

 

 

⑦システムは自己設定

「名刀も凡人が振るえばただの鉄になる」

この言い回しは、一流の道具でも、それを使う人がその道具の真価を発揮できないスキルや知識を持っていなければ、その道具の価値は十分に発揮されない、という意味を持っています。言い換えれば、高品質の道具や技術も、それを適切に使えるスキルや知識がなければ、その能力を十分に発揮することはできないという意味になります。

 

冒頭でも話しましたが、

「EA」は、特定の取引ルールで取引(売買)を自動的に実行するプログラムやソフトウェアです。

EAはあくまでも「tool=道具」です。

EAの設定を自分で操作できないということは、持っている道具をうまく扱えないということと同義です。

 

最初は分からないことがたくさんあると思いますが、EA太郎が準備するマニュアルなどを読んで一歩一歩扱えるようになって頂きたいです。

 

 

 

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