FX取引にかかる手数料は?

1.FX取引手数料は基本的に無料です。
2.スプレッドが実質的なコストとなります。
3.スプレッドが狭ければ狭いほど、取引コストは低くなります。

FXの手数料についてご存じですか?FX取引は手数料無料」と言う人もいれば、「スプレッドが手数料」と言う人も…。結局、FX取引は手数料がかかるの?FX取引は結局手数料がかかるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、FX取引のコストを理解すれば、無駄なコストを省き、より効率的にFX取引ができるように、FX取引のコストをわかりやすくご紹介したいと思います。

FXの取引手数料は無料なのか

まず、FXの取引手数料は無料なのかについて説明します。結論から言うと、ほとんどのFX会社では取引手数料がかかりません。そのため、FX会社に取引手数料を支払う必要があることはほとんどありません。

では、手数料を払わずにFXの取引をすることは可能なのでしょうか?
実は、そうではないのです。というのも、その場合、FX会社は利益を上げることができないからです。

スプレッドとは?

FX取引に名目上の取引手数料がないとしても、トレーダーは「スプレッド」に応じて実費を負担しなければなりません。次に、この「スプレッド」について説明します。

実質的なコストと言われても「スプレッド」がイメージしにくいかもしれませんので、まずは「スプレッドとは何か」を説明します。

FXにおけるスプレッドの定義は、通貨の「買い値(ASK)」と「売り値(BID)」の差のことです。ASKは通貨が買われる価格であり、BIDは通貨が売られる価格です。

買い手が買いたい値段と売り手が売りたい値段は全く同じではありませんから、この2つの値段の間には価格差が生まれます。この価格差が「スプレッド」です。

トレーダーは、この実質的なコストであるスプレッドよりも大きな利益を出さなければ、損をしてしまうことになります。この場合、トレーダーはスプレッドのコストをできるだけ小さくしたいと考えます。スプレッドが狭ければ狭いほど、コストによって利益を圧迫されることなく取引することができます。

そのため、FXを始める際には、口座を開設する前にスプレッドをよく確認するようにしましょう。特に、スキャルパーやデイトレーダーなど、頻繁に取引をする方は注意が必要です。

結論

今回は、FX取引のコストについて解説しましたが、FX取引では取引手数料はほとんどかからないものの、スプレッドがかなりのコストとなること、スプレッドが狭い会社の方がコストを抑えやすいことがお分かりいただけたと思います。

取引したい通貨ペアのスプレッドを調べて、より効果的に利益を上げましょう。

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