FXの基本を知ったら、すぐにでも取引を始めたいと思うことでしょう。
しかしその前に、適切な注文の流れについて知っておくことが大切です。
さあ、いよいよ注文ですでもその前に、確認しておきましょう!
口座開設と入金が終わり、いよいよFX取引デビューということで、最初の注文は少し緊張してしまうかもしれませんね。
しかし、はやる気持ちを抑えつつ、自分自身に問いかけてみましょう。
(1)どの通貨ペアか?
(2) 買いか売りか?
(3) 注文数量はどれくらいにするか?
(4) その場合、有効なレバレッジは?
(5)ロスカットラインはいくらか?
予想が外れたり、単純なケアレスミスによる「誤発注」で損をしたりすると、大きな後悔になります。
また、実効レバレッジ(4)、ロスカットライン(5)のチェックも、リスクとリターンのバランスを考える上で押さえておきたいポイントです。
実効レバレッジとは、これから建てようとするポジションが実効的に何倍のレバレッジがかかっているかを示す数値です。
自分が出した注文は、どのような経路でマーケットに出るの?
一般の投資家が出した注文は、どのような流れで市場でやり取りされるのでしょうか?
店頭取引と呼ばれるFX会社経由の取引における注文の流れについてご説明します。
個人投資家が出した注文は、通信回線で結ばれたネットワークを通じて「インターバンク市場」で取引されます。インターバンク市場」とは、金融機関など限られた参加者が取引を行う市場であり、個人投資家はインターバンク市場には参加できません。
FX業者は、この市場に参加する特定の金融機関と提携を結んでいます。
FX会社は、顧客から注文を受けると、その注文に基づき取引相手に注文を出します。
注文方法が豊富で便利
ここでは成行注文を中心に説明しましたが、FXには多種多様な注文方法があります。素人には違いがよくわからず、戸惑うこともあるかもしれませんが、用途に応じて使い分けることができるので、とても便利なのです。
うまく活用すれば、新規にポジションを建てるタイミングで、自分のシナリオに沿った決済注文を出すことも可能です。ただし、前述したように「注文の入れ間違い」には注意が必要です。